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OUTLIERS(「天才! 成功する人々の法則」 マルコム・グラッドウェル 勝間和代訳)

5月中旬に発売される、「天才! 成功する人々の法則」は、
アメリカの多くのビジネス・パーソンが読んでいるらしい話題の本。

outlierとは 
 中心やその近くの集団から、著しくかけ離れた地点や、
 まったく異なる分類に位置する存在


■一万時間の法則 ー 生まれつきの天才は存在しない!?

「生まれつきの才能はあるのか?」
YES。しかし、才能ある人間が天才になり社会的成功をするのではない。
成功には才能+訓練が必要であり訓練の役割が大きい、らしい。
そして、世界レベルに到達するために必要な訓練の時間量は”一万時間”がキーとなっている。

EX
心理学者のエリクソン氏は音楽家を集めて調査を行った。
ここでの記述ははプロとアマチュアのピアニストの練習量を比較。
・アマチュアの場合
 アマチュアは子供のころ、週に3時間以上は練習していない。
 20歳時点の練習時間の合計は2000時間。
・プロの場合
 初めのころは同じくらいだが、毎年、練習時間が増加。
 20歳のころには1万時間に到達。



興味深いことにエリクソンは”生まれつきの天才”を見つけることはできなく、
まったく訓練をしないで楽々とトップになるような人間がいなかったということです。
トップクラスは圧倒的にたくさんの時間量を費やしているようです。

さらに、その反対に、誰よりも練習をするが、トップランクに入れない「ガリ勉」もいないらしい。

でも、これは勇気付けられる情報ですね。
何か打ち込める対象を見つけ、時間を費やしていくことができれば、
普通の人間でもある程度はいけるということですよね。

しかし、一万時間を何に費やし、どうやって環境を構築するのか。

さらに、若年層の場合だと、個人的な力で環境を構築することは大変ですよね。
以前に記事にさせていただいたJリーグの新潟の例のような特別なプロジェクトに恵まれる必要があります。
http://syouhos0.blog17.fc2.com/blog-entry-359.html

ただ、特別なプロジェクトに恵まれるのは極僅かであり多くの才能が見逃されているのでしょうね。

そこで必要されているのは、何に時間を費やすのを発見すること、対象を発見した後のサポートであると考えられます。
(また教育の問題になってきますね)



天才と呼ばれ成功している人々は生まれながらの天才ではなく、
多くの時間を成功した分野に費やしていたことが分かりました。

ただ、多くの場合、対象へ時間を費やすには「好機」が必要です。
うまく「好機」を演出し「機会」を与えることができれば、
たくさんの「天才」を育てることも夢ではないのかもしれません。

そう考えると現在起きている学生への内定取り消しは非常に大きな機会損失ですね。
「金の卵を産むであろう鳥」の育成を放棄しているように思われます。

以上です。

THANK YOU !
講談社 学芸局 翻訳グループ様
2009.05.03 Sun l 書籍 TB(0) l top ▲

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